『片手腕立て伏せ』~足の位置~

 

こんばんは。
引き続き、『片手腕立て伏せ』についての説明です。

前回の時には、『片手腕立て伏せ』においての
“足の開きぐらい"について説明しました。

こちらの記事になります
→『片手腕立て伏せ』~足の開き具合い(幅)~

 

では、今回はそれに関して、軽く補足しておきますね。

それは、“足の位置"です。

『片手腕立て伏せ』をする時には、足幅を広くするほうが
やりやすいことは前回説明しました。

(特に初心者には♪)

 

でも、単純に広くするだけでは
結構バランスが取りにくいものです。

結構というか、"かなり"取りにくいと思います。

 

“体を床に対し平行に保つ"という条件で
『片手腕立て伏せ』を行うときには特にですね。

これは、上半身を支えているのが片手のみだからです。
この状態で、体を平行に保つには、かなりの体幹の筋力を要します。

普通の人なら、おそらく体勢を保持するだけでも
かなり大変でしょう。

その状態で『片手腕立て伏せ』をするなら
尚更です。

試しに以下の条件で『片手腕立て伏せ』の
体勢をとってみてください。

1 体の向きは床と平行
2 足は開くが、両足は体の中心線に対して、
  垂直線上に置く

ま、簡単に言ってしまえば
「通常の腕立て伏せ」の体勢をそのまま片手で行うだけです(^’^)

こんな感じになります。

足の位置2

どうでしょうか??
かなり大変ですよね。

体を斜めにしてしまえば簡単ですけどね(笑)

しかし、体を斜めにしてしまうと、
その『片手腕立て伏せ』は大胸筋への負荷が激減してしまいます。

メインで使う筋肉は肩の三角筋や上腕三頭筋のほうに
移ってしまうからです。

 

勿論、最初からそういった目的でするぶんには
全然問題ありません。

 

 

『片手腕立て伏せ』のバランス良い足の置き方

 

では、どうすればもっと簡単にバランスがとりやすなるのか?
これも簡単です♪

多分、多くの人が自然に行っていることなのですが
足の置く位置を少しだけずらすのです。

『片手腕立て伏せ』を行うときに使う腕と対角にある
足をほんのすこしだけ前にずらしておけばいいのですね。

こんなイメージです。

 足の位置

こうすることによって
バランスというものが格段に向上します。

さらに、その足を外側に開いた感じで
床に対し横向きに置くとさらにバランスを保ちやすくなります。

この方法は特に初心者にはおすすめです♪

 

最初はこの置き方から初めて、徐々に慣れてきたら
足の置く位置を、少しだけ通常の位置に近づけていくように
してもいいでしょう。

それにしたがい体幹付近への負荷が増していきます。

以上、簡単ですが、『片手腕立て伏せ』の足の置き方の
説明をしてみました。

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→『片手腕立て伏せ』~足の開き具合い(幅)~