こんな『片手腕立て伏せ』では、効果がない!?

2015年3月31日

◆こんな『片手腕立て伏せ』では、効果がない!?

ここ最近は、大胸筋を鍛える基本的な筋トレ「腕立て伏せ」の
上級版ともいえる『片手腕立て伏せ』について書いてきています。

今回は、『片手腕立て伏せ』のおける"効果"についての
記事になります。

ここまでの流れです

→片手腕立て伏せの「超基本的な」やり方とは?
→「片手腕立て伏せ」を完璧に行うまでの”コツ”とは

前回のときに、

”完璧な動き”が1番負荷の強い「片手腕立て伏せ」になる

ということを説明しましたね。

ここで言う”完璧な動き”としているのは この動画で行っている方法です。

(あくまでも、私の定義での”完璧”です)


これは、力が逃げていないからです。

体の動きが、床に対し垂直に上下しています!!
この「床に対し垂直に動いている」という点が肝です。

こちらは、私が『片手腕立て伏せ』を行っている動画です(後日、追加しました♪)


こちらの記事もあわせてどうぞ→『片手腕立て伏せ』の動画

ウエイトトレーニングや、自重トレーニングというものは
「物体の重さ」を利用したトレーニング方法です。

物体の重さとは、「その物体に働く重力の大きさ」のこと。

ちょっと、物理の話しになってしまいますが(笑)

重力の向きは、言うまでもなく地球の中心です。
つまり、「重さ」をもっている物体から 床に対して垂直の方向です。

この方向と正反対の方向に「物体」を動かすのが
一番負荷のかかる動きなのは理解できますでしょうか?

で、この重力という力の「向き」を考えたときに その正反対の方向は?
となると、それは床に対しての真上方向なのですね。

じゃあ、"完璧な動き」以外では効果がないのか?

では、この完璧な動き以外の『片手腕立て伏せ』だと
トレーニング効果というものは全く無くなってしまうのでしょうか?

そんなことはありません。

それは、それなりに効果はあります!

“完璧な動き"をする為の筋力が 不足していたら、当然、その動きは出来ないのです。

言い換えれば、真下に向かってく重力を
そのまま、まともには受けきれていないということ。

そうなると、上に上がるためには どうにかして、どこかで力を逃さなくてはいけません。

これは、自然にそういった動きになってしまうのです。

具体的には、

・動作中に、体の向きが床に対し斜めになってしまう
・動作が途中で止まってしまっている。
・体を上げる際の動きが、2段階になっている  (力を複数の方向に分解している)

などと、いった感じです。

ちょっと、難しいですかね・・・(~_~メ)

ま、この辺はおいおい説明していきます♪

このような動きは、自分のが筋力不足を補うために
自分の体自身が、自然に効率よく動いているのです。

その動きには、やはり何らかの筋肉が動いているのです。
なので全く意味ないわけではなく、

それはそれで「その動きそのもの」なりの効果はあります。

なので、もし、あなたがこの『片腕腕立て伏せ』を行おうとしていて も、
この動画のようにはできない・・

となっていても、それはそれで全然OKです。
そのまま、できる範囲で続けていきましょう。

最終的な動きを意識しつつも 出来る範囲で行っていけば、
知らず知らずに、必要な筋力が養われていきます。

それが、目的地に到達するための最短の道なのです!!

なんだか、抽象的な筋トレ話ですみません・・・

こちらに続きます→『片手腕立て伏せ』をより”簡単な”やり方にする

前回の記事はこちらです→「片手腕立て伏せ」を完璧に行うまでの”コツ”とは