「重力」から逃げる”腕立て伏せ”とは

◆「重力から逃げる腕立て伏せ」の方法とは?

こんばんは、「ブログ管理人」です。

前回の記事で、「重力」と”戦わない”腕立て伏せということで
ある動画をご紹介しました。

こちらです→「重力」と”戦わない”腕立て伏せとは

今回はその続きです!

知る人は知っている「筋肉番付」の「腕立て伏せ」です。

その動画はこちらですね♪


これはある意味衝撃ですよね。
優勝した方は、カヌーをしていた方でなんと1200回です。

 

しかも、最後はまだ余裕がありました。

前回のときにも書きましたが、この方々がここまで
回数をこなすことができたのは

「重力と戦わない」ことに集中していたからです。

 

ここでいた選手が全員、この点を意識していたかどうかは
わかりませんが、フォームを見ていると結果的にそういった動きになっています。

では、具体的にどんな動きをしているのでしょうか?

 

 

重力から逃げる=乳酸をためない

 細かいルールはわからないのですが、
映像を見る限り、フォーム自体にそこまで厳格なルールはなかったのでしょう。

見て分かるように、みんなそれぞれが自由に
自分それぞれのやり方をしています。

 

でも、共通しているのは、
重力と戦わない・・・・この1点ですね。

 

まず体を下げる『ポジティブムーブメント』のときには
重力にしたがってそのまま下げていきます。

 

そして、そこから、体を上に上げるときの体の動く軌道も
床に対し、垂直方向ではなく前後方向に移動しています。

 

これによって、上手く重力と真っ向から戦うのではなく
「いなす」ような感じで体を上げていっているのですね。

 

ただ、この「いなし方」が人によって大きく異なっていました。
そこが回数の差に繋がった大きな要素の1つでしょう。

 

さらに、次の動作に移る前に、必ず体を「ロック」させて
筋肉に休息を与えています。

 

その「ロック」の仕方も、その時その時に変化させて、
同じ筋肉に負担がかかりすぎないように上手く散らしていますね。

 

つまり、1つの筋肉に乳酸がたまらないように工夫しているのです

 

だからこそ、ここまでの回数をこなすことができたのですね。

誤解のないように言っておきますが
これは、これで凄いことなのですよ。上手く体を使っていますね。

 

むしろ、通常のスポーツに活かすという観点で言うと
こういった腕立て伏せのほうが、実際の競技の動きには
より生かせるものかもしれません。

 

ただし・・・・

筋力はほとんどUPしませんし、筋肥大もほとんどしないでしょう。

 

なので、この映像の腕立て伏せは、凄いことには違いないのですが、

大胸筋を発達させる、最大筋力をUPさせるという目的で腕立て伏せを行うときには
必ず重力と真っ向から戦うような腕立て伏せをするようにしましょう

こちらも参考に♪

【腕立て伏せを効果的に行うために】

→40代の為の筋トレ動画チャンネル♪
→「重力と戦う!」腕立て伏せをより効果的にするために!
→腕立て伏せをより効果的にする方法!(特に初心者)
→『腕立て伏せ』ー"ロック"しないとは?
→『腕立て伏せ』-◯◯を意識する-
→「腕立て伏せ」-『ネガティブムーブメント』を意識する-
→『腕立て伏せ』において”休憩”を無くすと・・・
→1レップ2秒の腕立て伏せ
→1レップ4秒の腕立て伏せ(ちょっとキツイ・・)