「腕立て伏せ」の”効果”を腕に効かせる方法

2015年3月21日

◆「腕立て伏せ」の"効果"を腕に効かせる方法にしてみましょう!

こんにちは、「ブログ管理人」です。

前回の記事では、

『片手腕立て伏せ』をより”簡単な”やり方

にすることについて説明しました。

 

ここまでの流れとしては、こうなっています。

→片手腕立て伏せの「超基本的な」やり方とは?
→「片手腕立て伏せ」を完璧に行うまでの”コツ”とは
→こんな『片手腕立て伏せ』では、効果がない!?
→『片手腕立て伏せ』をより”簡単な”やり方にする

少し、分かりにくかったと思いますので 今回は補足的な説明をしますね。

まず、『片腕腕立て伏せ』を、きちんと行うには それ相応の筋力が必要になってきます。

ここで、私が言う「きちんとした」というものは

・体の向きが床に対し、平行に上下しつつも、「力」が逃げていない というものです。

この「力」というものは 重力に反する、抵抗している「力」です。

簡単に言ってしまえば、重力というものは真下に向かっています。
なので、これと正反対の方向。

つまり真上に全ての「力」を集約するような動きが
最も負荷が大きく、効果的な『片手腕立て伏せ』せになります。

これは、何も『片手腕立て伏せ』だけに限った話ではなくて 通常の腕立て伏せはもちろん、どんな筋トレにも言えることでしょう。

何度も言いますが、自重による筋トレ、 もしくはウエイトトレーニングというものは

全てが、重力に逆らうことによって筋肉を鍛えることだからです。

特別な筋トレマシンで、その力の方向性を変えない限り
重力に逆らう正反対の力は常に"真上"なのです。

ここは、自重で行う筋トレ。もしくは鉄アレイ。
ダンベルなど を使って行う筋トレでも一緒です。

ただし、これは結構難しいのです。
だからこそ、そこを改善するために開発されたものが トレーニングマシンなのです。

例えば、こんなものです。 よくジムなどでも見ますよね?


(楽天の商品リンクです)

これは、真下に向かう重力に抵抗する「力」の方向を
それ以外の向きに上手く変換させているものです。

では、この考えを『片手腕立て伏せ』に置き換えてしましょう

体の向きを変えてしまう方法

『片手腕立て伏せ』において体を床に対し、
正対するように維持しておくには、体幹の筋肉などが 必要になってきます。

通常の2本の腕で行う腕立て伏せでは、そこまで難しくなりません。
これは、腕が体のほぼ真下にあるからですね。

当たり前です(笑)

でも、『片腕腕立て伏せ』では、 床に接しているのを片腕にしてしまうことによって、
体の片側が宙に浮いている状態になっています。

何にも支えられていない上半身の半分にかかっている重力は
もちろん真下です。

でも、その真下には何もありません。

これが、この力を残りの片手で支えるためには
より大きな筋力が必要になってくる理由なのです。

より重たいものを支えるには、
その真下から支えるのが 1番簡単ですよね?

それを横から支えるのは、とても大変なのです。

じゃあ、この負荷を軽くするにはどうすればいいのでしょうか?

簡単です。

体にかかる重力の方向を変えてしまうのです。
つまり、この『片腕腕立て伏せ』の例でいえば、

体の向きを床に対し、正対するものでなく、床に接している肩に
乗せるように斜めにしてしまえばいいのです。

そうすることによって、体にかかる重力の向きと位置が変わります。
床についている片腕の真上付近に偏ってくるのです。

こうすれば、『片腕腕立て伏せ』はより簡単に行うことができます。
(負荷効率面で考える良くはないのですが・・・)

上半身にかかる重力が、床に付いている腕と、
その肩(三角筋)付近上にかかってくるからです。

この方法だと、大胸筋にかかっていた負荷の割合が減り、
同時に、腹筋や背筋など体幹への負担も減ります。

そして、より腕周辺の筋肉に効くような筋トレになるのです。

でも、これって、文章で書くと、すっごく難しくなってしまいますが
おそらく自然にできてしまうことなんです(*^_^*)

『片腕腕立て伏せ』が出来ない人ほど こういった体勢になってくるものです。

それは自然に体がそうなってくるのです。 自然とその「動き」が可能になるように無意識にできてしまうのです。

じゃあ、なんで説明するの????

って感じだと思うのですが、この点を理解して 筋トレを行うのと行わないのでは

今後の筋トレ効果というものに
大きな違いを生んでくるからなのですね♪

今回もかなりややこしい話になってしまいましたねm(_ _)m

とりあえず、やってみましょう! やれば、何かが見えてきます!

こちらに続きます→『片手腕立て伏せ』の効果を複数の部位で分担する!

前回の記事はこちらです→→『片手腕立て伏せ』をより”簡単な”やり方にする